ニュース

2022年03月29日

【開催レポート】いきいき会員交流&勉強会「自組織の『これからの健康いきいき職場づくり』を考える~健康いきいき職場づくり”これから”検討会報告書を読む~」(オンライン)(2022年3月24日)実施しました!

去る3月24日、フォーラム協賛・組織会員限定イベント「いきいき会員交流&勉強会」を実施しました。今回は、2月25日開催のシンポジウムの折に公開された健康いきいき職場づくり“これから”検討会報告書「これからの健康いきいき職場づくり~“Society 5.0時代・ポストコロナ時代の健康いきいき職場づくり”に向けて」を取り上げました。同報告書の概要やまとめられた背景などについては、フォーラム事務局である(公財)日本生産性本部 ICT・ヘルスケア推進部主任研究員の本間友貴より話題提供がなされ、それを基に自組織での活動で今後重視したい点などについての意見交換が行われました。
健康いきいき職場づくりフォーラムでは、従来の職場見学会等のイベントをブラッシュアップし、会員間と産学の交流と相互学習を目しつつ、お気軽に参加いただき、一方で密度の高い時間をお過ごしいただくべく、実施時間帯や参加方法を見直した「会員交流&勉強会」として、今年度より新たに実施しています。

第4回となる今回は、激変する内外の環境変化を受け、どこに重点を置いて今後の健康いきいき職場づくりを展開するかについて、前年10月から計5回実施された有識者会議「健康いきいき職場づくり”これから”検討会」での報告書「これからの健康いきいき職場づくり~“Society 5.0時代・ポストコロナ時代の健康いきいき職場づくり”に向けて~」の内容をフォーラム事務局の本間友貴より話題提供し、それをベースに参加者間で意見交換しました。

いわゆるDXや、それに関連してSociety 5.0時代が到来し、さらには直近のコロナ禍を受けて、心身の健康を巡る環境は大きく変動しました。対面を前提とした職場の定義や崩れ、雇用の流動化をはじめ職場の不確実性が増す一方、健康経営に代表される従業員の健康づくりの経営への統合が進む中で、働き方や職場マネジメント、健康施策もこれまでとは異なるアプローチが要請されるようになっています。そのような状況を受け、上記報告書では「これからの健康いきいき職場づくり」には、「3つの視点の拡大」、つまりウェルビーイングの実現を目標に据える「アウトカムの拡大」、サプライチェーンや地域社会、従業員のご家族をも視野に入れる「場の拡大」、さらにはトップ層のみならず、職場ミドルや従業員個々人といった全員が主体的に関与する「主体の拡大」が重視される、としています。

次に、参加者間で「Zoom」のブレークアウトルームを活用し、「自組織の『これからの健康いきいき職場づくり』を考える」として、意見交換がなされました。「本社だけではなく支社や少人数事業所をいかに巻き込むか」「トップと現場の関心は高いが、ミドルの浸透に課題がある」「浸透のキーとして、ストレスチェックの有効活用や参加型の活動を考えたい」等、活発な意見が交わされ、それぞれ自組織に参考できる部分がないかも含めて情報交換も併せて行われました。

終了前には、今後のイベント開催についての案内が事務局より説明され、短時間ながら盛会のうちに終了しました。



会員ログイン

ユーザー
パスワード
ログイン

会員制度とご入会

ご入会に関するご質問

個人情報保護方針

メールマガジン登録