ご案内
※本交流会は10月4日に開催され、盛会のうちに幕を閉じました。ご参加の
皆さま、どうもありがとうございました。
健康いきいき職場づくりフォーラムでは、会員同士の交流を目的とした
職場見学会等のイベントを開催してきました。このたび、ご参画いただい
ている皆さまの交流と相互学習を目しつつ、お気軽に参加いただき、一方
で密度の高い時間をお過ごしいただくべく、実施時間帯や参加方法を見直
した「会員交流&勉強会」として新たに実施することとなりました。
今回テーマは「身体活動を起点にメンタルヘルスを改善する~アプリを
活用した心身の健康増進の構想」です。
テレワークを中心とする働き方の変容の中で、「コロナうつ」「コロナ
太り」等の言葉に代表されるように、心身の健康を巡る状況も変化して
おり、現在、身体活動の促進を支援する多くのスマホアプリが利用され
つつあります。とともに、最新研究では、身体活動のパターンによって、
精神面の健康を予測できる可能性が見えてきました。そこで、同研究を
起点に、翌日の気分を予測し、より健康な身体活動習慣を支援するアプ
リ作成を目指している渡辺氏より話題提供をいただき、これからの心身
の健康増進支援の行方について皆さまと共に考えます。ぜひ奮って
ご参加ください。
このようなお考えをお持ちのみなさまにおすすめです!
・今後の健康増進施策について模索している
・アプリを通じた健康増進への介入に関心がある
・他の会員との交流を図りたい
概要
● 日時
2021年10月4日(月)16:00~17:00
● 会場
オンライン(Live配信)
※詳細につきましてはご参加のみなさまにご案内します。
● 対象
健康いきいき職場づくりフォーラム協賛会員・組織会員
● 定員
なし
● 参加費
無料
話題提供者
渡辺 和広 氏
北里大学医学部公衆衛生学 講師
(略歴は下記「話題提供者プロフィール」ご参照)
プログラム
16:00 ~ 16:05 事務局ガイダンス・企画趣旨説明
16:05 ~ 16:20 話題提供
「身体活動を起点にメンタルヘルスを改善する」
16:20 ~ 16:40 グループ交流&討議
「これからの健康増進支援を考える」
16:40 ~ 16:55 グループ発表&質疑
16:55 ~ 17:00 まとめ・各種ご案内
※オンラインでグループ交流の場を設けます。
お申込み
お申込み用紙をE-mailまたはFaxにてお送りください。
お申込み用紙(パンフレット)はこちら
※事前に「個人情報保護方針」、「オンライン受講にあたっての誓約事項」(派遣元用・参加者用)をご確認ください。
● 宛先
E-mail ▶ ikiiki@jpc-net.jp
Fax ▶ 03-3511-4064
● 締切
2021年9月30日(木)
● 話題提供者プロフィール
渡辺和広(わたなべ かずひろ)
北里大学医学部公衆衛生学 講師 臨床心理士
広島大学教育学部第五類心理学系コース卒業、広島大学大学院教育学研究科心理学専攻
臨床心理学コース修了、東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻博士課程
修了 (保健学博士)、日本学術振興会特別研究員 (DC1、2015年4月~2018年3月)、
東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野助教を経て、現在に至る。主な研究分野は
職場のメンタルヘルスで、特に労働者を対象とした身体活動の促進を通じたメンタル
ヘルスの改善に関する研究を行っている。また、階層性を持ったデータの分析やメタ
分析等の統計解析手法を用いた研究等も実施している。
【主な著書】
渡辺和広・川上憲人. 勤労者の精神障害―頻度と仕事関連要因. 原田誠一 (編) 精神医療
からみたわが国の特徴と問題点. 外来精神科診療シリーズ Part Ⅲ メンタルクリニック
の果たすべき役割. 中山書店. 2017. pp. 105-111.
【主な論文】
Watanabe K, Sakuraya A, Kawakami N, Imamura K, Ando E, Asai Y, et al.
Work-related psychosocial factors and metabolic syndrome onset among workers
: a systematic review and meta-analysis. Obes Rev. 2018; 19(11): 1557-1568. doi: 10.1111/obr.12725.
Watanabe K, Imamura K, Kawakami N. Working hours and the onset of depressive
disorder: a systematic review and meta-analysis. Occup Environ Med. 2016; 73(12)
: 877-884. doi: 10.1136/oemed-2016-103845.