下記セミナーは好評につき、受付を締め切らせていただきました。
多数のお申込みをいただき、ありがとうございました。
開催のご案内
働き方改革が政府を挙げて推進され、「健康経営」をトップメッセージとして表明する企業が増加するなど、組織で働く人の心身の健康が企業にとって重要な財産であるという考え方が広まりつつあります。
「健康いきいき職場づくり※」の考え方は、この心身の健康に加え、組織の一体感の醸成と、個人のワーク・エンゲイジメントの向上の3つを目標とし、単に健康(Health)を目指すのではなく、より良く生きること(Well-being)を目指しています。この考え方を推進するため、 (公財)日本生産性本部と東京大学は2012年に「健康いきいき職場づくりフォーラム」を設立し、会員を募り共に活動しています。
本シンポジウムでは、健康いきいき職場づくりがなぜ企業経営に必要であるか、どのような効果があるか、そして具体的に何ができるのか、理論と事例を紹介致します。
※「健康いきいき職場づくり」とは、平成21~23 年度厚生労働科学研究費労働安全総合研究事業「労働者のメンタルヘルス不調の第一次予防の浸透手法に関する調査研究」の中で提案された、職場のメンタルヘルスの一次予防の新しい考え方です。
プログラム
13:00 基調講演:「健康いきいき職場づくりとは何か」
東京大学大学院 医学系研究科精神保健学分野 教授 川上憲人氏
健康いきいき職場づくりフォーラムの代表研究者として、「健康いきいき職場づくり」という概念を提唱
する同氏より、健康いきいき職場づくりとは何か、その目的や手法、企業経営へのメリットなどについ
て、お伝え致します。
13:45 経営者講演:「健康の意義と働き方改革への挑戦」(仮)
伊藤忠商事株式会社 代表取締役 専務執行役員 小林文彦氏
同社は産業界でも話題になった「朝型勤務」を始め、昨今の働き方改革の動きに先駆けて施策を
展開しておられます。活動の第一人者としてご活躍される同氏より、なぜこうした改革に取り組まれた
のか、また社内で起きている変化について、詳しくお話しいただきます
14:45 ―― 休憩 ――
15:00 パネルディスカッション:「心身の健康増進を経営戦略に」
(パネリスト) 大日本印刷株式会社 専務取締役 神田徳次氏
東京急行電鉄株式会社 執行役員 村井淳氏
(コーディネータ—) 学習院大学 経済学部経営学科 教授 守島基博氏
大日本印刷では健康いきいき職場づくりを始め、ダイバーシティ推進や働き方の変革を
人事労務方針として打ち出し、積極的に改革に取り組んでおられます。また東京急行電鉄
では沿線住民の健康増進という視点も踏まえ、組織文化として健康づくりに力を入れておられ、
経営に近い文脈でこうした活動を推進しています。両社が経営としてなぜ、社員の心身の健康
増進に取り組んでおられるかを伺った後、こうした施策を経営戦略に取り入れる必要性や、
どのように社員やその他のステークホルダーを巻き込んで展開されているのかなどについて、
ご議論いただきます。
17:00 終了
概要
日時:2017年5月29日(月)13:00-17:00
会場:ソラシティカンファレンスセンターRoomC
東京都千代田区神田駿河台4-6
交通:JR中央・総武線「御茶ノ水」駅 聖橋口より徒歩1分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅 B2出口直結 ほか
対象:経営者、人事系・総務系マネジャー、安全衛生担当マネジャーの方々
定員:100名
参加費:健康いきいき職場づくりフォーラム会員 10,800円(税込)
日本生産性本部 賛助会員 21,600円(税込)
一般 32,400円(税込)
お申込みはこちらから(日本生産性本部HPへジャンプ)
詳細パンフレットはこちらから