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2022年05月01日

【会員限定・研究者ブログ】食行動とメンタルヘルス:「いつ」「どのように」食べるかに注目して

「腹八分目に医者いらず」「よく噛んでゆっくり食べると太らない」「脂質や糖質の少ない食生活は健康長寿のもと」など食と栄養に関する情報は日常良く耳にします。これらは主に生活習慣病の予防に役に立つこととして知られていますが、最近になって食・栄養はメンタルヘルスを良好に保つ上でも一役買っていることが明らかになってきました。このような分野は栄養精神医学(Nutritional Psychiatry)として2013年に確立され、近年注目を浴びるようになりました(松岡・浜崎, 2016)。本コラムでは、ヒトの食と栄養、特に食行動(「いつ」「どのように」食べるのか)と生活習慣病とメンタルヘルスの関連について主に日本人を対象とした研究を概観し、働く人々のメンタルヘルスを健康に保つヒントに結び付けたいと思います。

執筆:中田 光紀氏(国際医療福祉大学大学院 医学研究科 教授)
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