本認証制度は、「健康いきいき職場づくり」に取り組もうとする組織の申請により、従業員のワーク・エンゲイジメントや職場の一体感向上のための活動方針や計画、実行内容を評価し、有効な取組がなされていることを評価・認証する制度です。「健康いきいき職場づくり」とは、高止まりする職場のメンタルヘルス問題について、ポジティブな視点からその問題解決を図ると共に、職場や個人の活性化を今後重要な経営戦略に位置づけようとする活動です。

このたび第１回認証組織として、以下の6組織を認証し、2014年12月18日に開催された「健康いきいき職場づくりフォーラム成果発表シンポジウム2014」において、認定証の授与と、認証組織による記念スピーチが行われました。



●株式会社フジクラ（東京・江東）【会社単位】
主な評価ポイント：健康いきいき職場づくりを、トップメッセージを起点として取り組もうとしている点、また様々な施策を企業理念と結び付けて展開されている点が評価されました。


●西日本旅客鉄道株式会社（大阪・北）【会社単位】
主な評価ポイント：高い技術力を持った健康管理スタッフが、職場環境改善に熱心に取り組んでいる点が評価されました。


●ＤＩＣ株式会社埼玉工場（埼玉・北足立）【事業場単位】
主な評価ポイント：労使での委員会を中心として、これから健康いきいき職場づくりの活動を広めていこうとする点が評価されました。


●大日本印刷株式会社（東京・新宿）【会社単位】
主な評価ポイント：自社だけではなく、人事主導の体制を取り、グループ各社のコンサルテーションにまで視野を広げている点が、大企業グループでのいきいきの推進モデルとして評価されました。


●ＭＭＣテクニカルサービス株式会社（京都・右京）【会社単位】
主な評価ポイント：従来のメンタルヘルス施策の延長線上の活動ではなく、経営組織目標と一致した形で健康いきいき職場づくりを進めている点が評価されました。



●富士通株式会社（神奈川・川崎）【会社単位】
主な評価ポイント：健康推進本部が中心となり、ポジティブなメンタルヘルスの視点を加味した職場のアセスメント結果を各事業部に提供し、いきいきとした職場づくりにつなげている点が評価されました。


2015年度のスターター認証は、2015年4月～9月に申請を受け付ける予定にしております（詳細は決まり次第ご案内します）。認証基準としては、①トップの宣言、②組織目標との連関、③ＰＤＣＡサイクルでの実践、④具体的な取り組み内容、⑤定量的・定期的評価の実践を軸に、申請組織のこれまでの取り組み、これからの計画を審査します。これまでの取り組みの棚卸、これから取り組みを進める際のスキームとして、同認証制度をご活用ください。

■詳細は以下をご参照ください。
2014認証組織のご紹介.pdf