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2018年02月06日

第5期Active Work Place研究会 第3回~第6回を行いました!

2017年9月から2018年1月にかけてActive Work Place研究会:第3回~6回を開催いたしました。各回異なるテーマから闊達な議論が交わされました。これまでの取り組みをダイジェスト形式で掲載いたします。

■第3回
9月13日(水)にActive Work Place研究会を開催いたしました。今回は健康いきいき職場づくりアセスメントツールの活用をテーマとして、北里大学 一般教育学部 島津明人先生より、ポジティブ版ストレスチェックの活用方法を教示いただき、その後、JUKI株式会社 人事部 神山貴巳香様より、組織管理の視点から実施するストレスチェックと題して、自社の取り組みについて講演いただきました。
その後、ワークとしてストレスチェックの集団分析結果の活用方法を検討して、健康いきいき職場づくりに活かせる自社資源のリストアップを行いました。
北里大学 島津明人先生からは現行のストレスチェックを用いたメンタルヘルス対策とこれからの対策について講義いただきました。具体的には働く人のこころの健康として「ワーク・エンゲイジメント」を紹介いただき、ストレスチェックを活性化対策へつなげるためのポイントとして、産業保健部門と経営部門が良好な関係を築くことや組織や個人の「強み」に注目し、強化する対策を計画することの重要性をご提示いただきました。
JUKI株式会社 人事部 神山貴巳香様からはストレスチェックの導入からストレスチェックを用いた社内の健康リスクの低減における失敗とそれを乗り越える方針転換があった過去の経緯をご紹介いただき、現在の効果的な組織運営のためのキーワードとして企業側の視点を考慮した健康管理の施策が重要であることをお伝えいただきました。
上記、お二方からの講演を踏まえた上で、Active Work Place研究会参加企業の皆様には、自社で健康いきいき職場づくりの周知方法を検討頂き、キャッチコピーの作成をしていただき、まるでCMで流れていてもおかしくない、名コピーが生まれました。
また、その他に自社にある資源は何があるかを企業ごとにリストアップしていただきました。

 





■第4回
10月5日(木)にActive Work Place研究会を開催いたしました。今回は健康いきいき職場づくりの具体的施策をテーマとして、前回の課題であった自社資源と自社でのグッドプラクティスについて発表していただき、その後、東京大学大学院 特任教授 今村幸太郎様より、いきいき職場づくりワークショップについて手法やポイントをご教授いただきました。最後にどの職場にいきいき職場づくりワークショップがマッチするかを検討するワークを行いました。
自社資源と自社でのグッドプラクティスについての発表では、事前に各企業の資源について一覧のリストにして全体で共有していたので、同じ参加企業内で興味のあるもの、もっと話を聞きたいものについてそれぞれ発表いただきました。東京大学大学院 川上憲人先生と北里大学 島津明人先生にご同席頂き、各企業の発表に対してコメントを頂きました。
東京大学大学院 特任教授 今村幸太郎様より、いきいき職場づくりワークショップについて参加者をある企業の従業員としたデモンストレーションを用いて、進め方やファシリテーター側のポイントについてご教示いただきました。参加者の方々も思い切り従業員になりきって、自社で大事にするべきポイントやその中で改善につながるものを探していただきました。
 最後に、いきいき職場づくりワークショップがどういった特徴を持つ職場にマッチするか、そして自社ではどの職場にマッチするかについて参加企業ごとに考えていただきました。





■第5回
11月6日(月)にActive Work Place研究会を開催いたしました。今回は健康いきいき職場づくりのマネジメントサイクルをテーマとして、前回の課題であった対象組織の特徴と施策のマッチングについて発表していただき、その後、日本生産性本部 三浦より、いきいき職場づくりのための管理職教育について講義をいたしました。最後に担当者自身のPDCAサイクルと組織全体の健康いきいき職場づくりのPDCAサイクルを考えるワークを行いました。
対象組織の特徴と施策のマッチングについての発表では、各社の分野、仕事内容、人数規模、組織や仕事の特徴に基づいた施策案をそれぞれ発表いただきました。各職場によって特徴をつかんだ施策が出ており、担当者の皆様が該当の職場と一体となり課題抽出・対策考案に取り組んでいる様子がうかがえました。
その後、日本生産性本部 三浦より、いきいき職場づくりのための管理職教育を実施しました。参加者の方々には管理職の立場として受講いただき、管理職教育で大事にするべきポイントや自社内で研修を考える際のヒントとしていただきました。
 最後に、担当者自身のPDCAと組織全体の健康いきいき職場づくりのPDCAを考えるワークを行いました。担当者自身としては3年のスパン、健康いきいき職場づくりの取り組みとしては1年のスパンでPDCAサイクルを考えていただきました。今までの研究会で考えた内容を踏まえて全体像を描いていただきました。

■第6回
1月11日(木)にActive Work Place研究会を開催いたしました。今回は行動計画策定をテーマとして、前回の課題であった各社の行動計画について発表していただきました。
各企業の行動計画をもとに、東京大学大学院 川上憲人教授、北里大学 一般教育学部 島津明人教授より、それぞれコメント、アドバイスをいただき、その後メンバー内でのフィードバックを相互に行いました。
約半年間の研究会参加を経て、お互いの職場状況についても理解が進んだ上でのフィードバックなので、各社の行動計画について非常に深い議論となりました。
特にいきいき職場づくりとして最初に取り組む部署の選び方などは参加者同士での良い情報共有となりました。
研究会としてこの期だけで集まる回数もだんだん減ってまいりましたが、参加者の皆様には常に全力で取り組んでいただいており、大変うれしく思います。

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