事例・研究トピックス

2020年10月01日
大抵の人は毎晩ぐっすりと眠り, 翌日は元気ハツラツに活動したいと思います。 またそのためのコツや方法があれば知りたいでしょう。 本コラムでは, その願いを安価に達成する方法について検証した, 興味深い研究を紹介します。

執筆:櫻井 研司氏(日本大学 経済学部 准教授)
2020年09月01日
新型コロナウイルス感染症の大流行を受けて、テレワークや在宅勤務を導入する企業が増えてきました。テレワークは、うまく導入することで従業員のいきいきに良い影響を与える可能性がある一方で、注意点もあるようです。本コラムでは、テレワークに関するメタ分析の結果を踏まえ、その効果的な活用法について考察します。

執筆:森永 雄太氏(武蔵大学 経済学部 教授)
   麓 仁美氏(松山大学 経営学部 准教授)
2020年08月01日
新型コロナの感染拡大により多くの企業でテレワークが導入されました。テレワークでは、職場のスタッフが地理的に離れた場所で働くため、管理者が直接リーダーシップを発揮しづらくなるという問題が生じます。テレワークでは、どのようなリーダーシップが求められるのでしょうか。本ブログでは、バーチャリティという考え方に基づきながら効果的なリーダーシップのあり方について考えたいと思います。

執筆:池田 浩氏(九州大学大学院 人間環境学研究院 准教授)
2020年07月01日
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、テレワークや在宅勤務が急激に普及しました。上司が日常的にそばにいるわけではない環境においては、セルフリーダーシップ(または自己管理)と呼ばれる行動がエンゲイジメントにつながると言われています。セルフリーダーシップの取り方が、エンゲイジメントにどのようにつながるかをみてみましょう。
執筆:種市康太郎氏(桜美林大学 リベラルアーツ学群 教授)
2020年06月08日
近年、労働環境の急速な変化に伴って、労働者のストレスの増加やウェルビーイングの低下が大きな問題となっています。こうした中、近年、産業心理学において感情知能(emotional intelligence: EI)が注目されています。感情知能とは文字通り感情に関する様々な情報の処理能力を指し、一般知能IQから独立した能力であるとされています。この感情知能は、適応的な感情制御や心理社会的機能と深く関係していることから、労働者のウェルビーイング及び健康の維持において重要な心理学的要因であると考えられています。今回は、この感情知能に焦点を当て、仕事におけるその役割についてお話したいと思います。
執筆:外山浩之氏(ヘルシンキ大学 教育科学部教育心理学科 研究員)
2020年05月01日
治療と仕事の両立支援を進めるためには、当事者が、自分の病気のことを職場に申し出ることが不可欠です。皆さんの職場は、自分が病気になって働き方に制約が生じた時に、そのことを報告できる職場でしょうか。今回のコラムでは、職場環境の点から、病気のことを申し出やすい職場について考えてみたいと思います。
執筆:江口 尚 氏(北里大学医学部公衆衛生学単位講師)
2020年04月01日
2017年のノーベル経済学賞は,行動経済学の権威であるリチャード・セイラー教授(米シカゴ大学)が受賞しました。彼が提唱したナッジ理論をご存知でしょうか。ナッジ理論は人がある行動を意思決定する時に、どのようなプロセスがあるかといった研究から生まれた理論です。ナッジ理論に基づいてある構造を用意すると、人は自動的に望ましい行動をとるように後押しされることが明らかとなりました。社内の働き方改革や健康行動の増進の施策を考える際にはぜひ参考にしてみてください。
執筆:原雄二郎氏(株式会社Ds'sメンタルヘルス・ラボ)
2020年03月02日
身体活動・運動は、健康を規定する最も重要な健康行動のひとつです。抑うつ、および不安の改善など、メンタルヘルスにも効果があることが分かっていて、労働者が生き生きと働くことにも関連がありそうです。身体活動・運動を促進することは、ワーク・エンゲイジメントの向上にも効果があるでしょうか。今回は、これまでの研究知見を踏まえて、上記の問いに対する答えを探ってみたいと思います。
執筆:渡辺和広氏(東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野 助教)
2020年02月03日
今回は、我々の研究室がオフィス家具メーカーと共同で開発している姿勢センシングチェアCENSUSを紹介します。
執筆:荒川豊氏(九州大学大学院システム情報科学研究院 教授)
2020年01月06日
労働者の健康増進活動を職域で展開するには,ヘルスセクターとノン・ヘルスセクターとの緊密な連携が重要です。健康増進と生産性向上の双方につながる取り組みは,両者の連携を促進するうえで有効な手段となります。
しかし,どのような取り組みが労働生産性を向上させ,かつ健康管理にも効果を上げるのかについての科学的検証は不十分であり,労働生産性の観点からの健康経営に対する研究の必要性が指摘されていました。
このような背景を受け,厚生労働省の科学研究として「労働生産性の向上や職場の活性化に資する対象集団別の効果的な健康管理及び健康増進手法の開発に関する研究」(平成28-30年度)に関する研究課題が公募され,筆者らが申請した「労働生産性の向上に寄与する健康増進手法の開発に関する研究」(主任:島津明人:https://hp3.jp/project/php)が採択されました。 
今回のコラムでは,研究班の成果物の1つである職場の強み(組織資源)を伸ばすことでワーク・エンゲイジメントを高め,職場活性化(健康増進と生産性向上の両立)につなげるための従業員参加型ワークショップのマニュアル「職場環境へのポジティブアプローチ」について,その内容を紹介したいと思います。
執筆:島津明人氏(慶應義塾大学総合政策学部 教授)
2019年12月02日
働き方改革が叫ばれる中、働く場所であるオフィスも様変わりしつつあります。そこで出てきているコンセプトの一つが「ABW(Activity-Based Working)」です。これは、活動内容に合わせて最適な環境を選択できるオフィス形態を意味しています。以下では、ABWとクリエイティビティの関係を探っていきましょう。
執筆:稲水伸行氏(東京大学大学院経済学研究科 准教授)
2019年11月01日
子供の頃に「困った人がいたら助けてあげなさい」と親や教師から教わってきた人は多いと思います。こうした行動を援助行動あるいは利他行動と呼びますが、なぜ人は他人を助けるのでしょうか。他人を助けることは、自分のためになるからでしょうか。それとも、人は他人を助けるように遺伝子の中にプログラムされているからでしょうか。その他にも理由は多々あるでしょうが、本稿では援助行動が自身の健康にどのようにつながるのかについて、ソーシャル・サポート提供の視点から考えてみたいと思います。
執筆:中田光紀氏(国際医療福祉大学医学研究科 教授)
2019年10月01日
ソーシャル・サポート(social support)について、心理学分野ではとても古くから研究が行われてきました。このソーシャル・サポートというのは、組織等の社会的関係の中で交わされる支援のことです。古典的なソーシャル・サポート研究では、ソーシャル・サポートと職場ストレス等との関係が取りあげられてきました。それらの研究では、ソーシャル・サポートがストレスを軽減させることを明らかにしました。最近の研究では、ソーシャル・サポートの量的な多さが、ワーク・エンゲイジメントの高さと関連することが示されています。また、職場でのサポートを強化する方法や、サポートを構築していくスキルについての研究も発展しています。本稿では、企業におけるチームの結束を固めるサポート技術について触れたいと思います。
執筆:田山淳氏(早稲田大学人間科学学術院 准教授)
2019年09月01日
本フォーラムではワーク・エンゲイジメントに関する最新研究動向が数多く紹介されてきました。より健康でいきいきと働く職場を目指すべく、エンゲイジメント向上の為の取り組みを行われている方々も少なくないでしょう。同時に、本当に効果があるのか、気になる点もあるのではないでしょうか?本コラムでは、様々な先行研究を総合的に分析した論文をもとに、エンゲイジメント介入の効果について迫っていきたいと思います。
執筆:大野正勝氏(マンチェスター大学 アライアンス・マンチェスター・ビジネススクール 講師)
2019年08月01日
働き始めて間もない20代の若者、30・40代の中堅労働者、そして50歳以上の高齢労働者のうち、平均的にワーク・エンゲイジメントが高いのはどの層でしょう? 年齢とワーク・エンゲイジメントに着目した研究は多くありませんが、近年、仕事に一番エンゲイジしているのが実は高齢労働者、という報告を散見するようになりました。本コラムでは、こういった年齢とワーク・エンゲイジメントの研究を紹介するとともに、日本の高齢労働者のワーク・エンゲイジメントについて考察します。
執筆:櫻井研司氏(日本大学経済学部 准教授)
2019年07月01日
「人のため」のモチベーションは本人の業績向上だけでなく、「人のため」の行動を職場にもたらし、職場のイキイキに寄与すると考えられます。ただし、行き過ぎた「人のため」には、思わぬ落とし穴があることも指摘されています。私たちが「人のため」をうまく使いこなすためにはどのような点に気を付ける必要があるのでしょうか。

共著:
麓仁美氏(松山大学経営学部 准教授)
森永雄太氏(武蔵大学経済学部 教授)
2019年06月01日
私たちは、仕事から達成感や成長感を得ることができれば、やりがいを感じて次の仕事にも意欲的に取り組めます。しかし、与えられた仕事をミス無く完遂することが当然とされている仕事では、達成感どころか成長感さえもなかなか実感できません。そうした仕事において、やる気を引き出す鍵となるのが顧客や同僚などの他者に対する「社会的貢献感」です。今月のコラムでは、社会的貢献感の有用性と、それを高める実践的なポイントを紹介していきます。
執筆:池田 浩氏(九州大学大学院人間環境学研究院 准教授)
2019年05月07日
ストレス事態に「あきらめる」対処を取ることは、抑うつや緊張を高めると否定的に考えられてきました。しかし、最近では「あきらめ」の健康的側面が注目されています。あきらめるのも悪くない?ストレスに向き合うことと、あきらめることが精神的健康度に関連するメカニズムを探ってみましょう。
執筆: 種市康太郎氏(桜美林大学リベラルアーツ学群 教授・領域長)
2019年04月05日
昨今の急速な国際化と技術革新により、私たちの働き方は大きく変化しています。国内の労働市場は世界へと拡大し、企業間の生存競争は熾烈を極めています。さらに、モバイル通信機器の普及により、労働者は常に仕事に繋がれた状態になっています。これは、作業の効率化に寄与する一方で、仕事のストレスから十分に回復する機会を奪い、疲労蓄積に伴う生活の質の低下や健康障害を助長しています。したがって、仕事以外の時間、すなわち、余暇の過ごし方を工夫し、積極的に心身の回復を試みることは、現代の労働者にとって非常に重要な課題です。今回は、最近、産業・組織心理学で注目されている「余暇の過ごし方の創意工夫(レジャー・クラフティング)」についてお話したいと思います。
執筆:外山浩之氏(タンペレ大学社会科学科心理学部 研究員)
2019年03月01日
介護離職についての関心が高まっています。その背景には、団塊の世代が75歳以上になる2025年を控え、働き盛り世代の介護負担が益々増加し、仕事をしながら介護をしなければならない労働者が増加することが予想され、企業も対応が求められていることがあります。介護と仕事の両立が必要な労働者は、そうでない労働者と比較してストレスが高いと考えられますが、実際はどうなのでしょうか。また、職場はこの問題にどのように関われば良いのでしょうか。今回は、このような課題認識から介護離職について考えてみたいと思います。
執筆:江口尚氏(北里大学医学部公衆衛生学講師)
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